戦隊ヒロインBLOG

にほんブログ村 テレビブログ 特撮へ
にほんブログ村
にほんブログ村 テレビブログ スーパー戦隊へ
にほんブログ村
にほんブログ村 テレビブログへ
にほんブログ村

2009年06月25日

特撮時代劇 【スーパー戦隊シリーズ前史その62】

特撮時代劇

baa1216e.jpgただ、この「特撮時代劇」に関しては、「特撮」と「時代劇」という共に製作費の多く必要なジャンルから構成されていることから莫大な製作費がかかり、「赤影」が終了した後も三洋電機ほど太っ腹なスポンサーもなかなか現れず1年間ブランクが空くことになった。考えてみればカラーテレビのPRなら別に莫大なお金を使って特撮時代劇を作らなくても他の方法はいくらでもあるのであり、三洋電機に追随するメーカーが現れるということはなかなかなかったのである。
そうして1年経ってから製作された特撮時代劇「妖術武芸帳」は、既にスポ根ブームが全盛であったので惨敗し、東映特撮班はスポ根ドラマ「柔道一直線」の製作に没頭することになった。まぁこれも奇想天外な柔道の技が連発する一種の特撮ドラマであり、特撮スポ根ドラマと言ってもいいだろう。むしろ、ここでアクション担当の大野剣友会の参入を経て、東映は肉弾戦アクションに磨きをかけることでチャンバラアクションから脱却し、ハイクオリティな現代劇特撮アクションドラマの製作が可能になり1971年に「仮面ライダー」を生み出すことになる。また、ここでのスポ根ドラマの経験は後に「ゴレンジャー」以降のスーパー戦隊シリーズで戦いの中にスポーツ的な軽い感覚を導入することに繋がるのである。


続きを読む
にほんブログ村 テレビブログ 特撮へ
にほんブログ村
にほんブログ村 テレビブログ スーパー戦隊へ
にほんブログ村
にほんブログ村 テレビブログへ
にほんブログ村
posted by 戦隊ヒロインBLOG at 20:49 | シリーズ前史 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月24日

赤影による効果 【スーパー戦隊シリーズ前史その61】

赤影による効果

aka16.jpgまさに「仮面の忍者赤影」では原作から遠く離れて荒唐無稽なSF大活劇が大真面目に展開されたわけだが、どうしてこんなことが可能になったかというと、幾つかの要因が考えられる。
まず、番組スポンサーの三洋電機がこの番組でカラーテレビをPRして売るために大々的に広告費を注ぎ込んでおり、更に制作局の関西テレビも自社初のカラー作品ということで並々ならぬ意気込みで当時としては破格の製作予算を計上していたということがある。つまり現場では資金は潤沢にあったので、何でもやり放題だったのである。この点、同じ時期の横山&東映の作品でも資金不足で打ち切りを余儀なくされた「ジャイアントロボ」に比べて恵まれており、「赤影」は1年間放送することが出来たのである。
第二の要因としては原作漫画を描いた横山光輝が自分の作品の映像化に際して内容が改変されることに極めて寛容であったということが挙げられる。まぁ正確に言えば寛容というよりは無関心と言うべきであろう。横山は自分の作品のテイストは自分にしか再現できないと考えていたという点では白土三平や手塚治虫とそう大差は無い。ただ白土ほど自分の作品に対して強すぎるこだわりが無かったし、また手塚のようにアニメ作りにも手を伸ばすほどに器用でもなかったので、「自分が手がけない以上は自分の原作の作品であっても所詮は他人の作品」という程度に割り切って無関心でいることにしたに過ぎない。

続きを読む
にほんブログ村 テレビブログ 特撮へ
にほんブログ村
にほんブログ村 テレビブログ スーパー戦隊へ
にほんブログ村
にほんブログ村 テレビブログへ
にほんブログ村
posted by 戦隊ヒロインBLOG at 20:44 | シリーズ前史 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月23日

仮面の忍者赤影 【スーパー戦隊シリーズ前史その60】

仮面の忍者赤影

akakage3.jpgさて、ここで東映が特撮TVドラマを本格的に作り始めた1967年時点に話を戻す。「キャプテンウルトラ」や「ジャイアントロボ」については既に触れたので、ここでは「仮面の忍者赤影」である。この1967年4月に放送が開始された東映初の特撮時代劇TVドラマは、1966年から横山光輝がテレビドラマ化を前提として「少年サンデー」で一足早く連載を開始していた「飛騨の赤影」(テレビ版の放送開始後、テレビ版に合わせて「仮面の忍者赤影」に改題)という漫画の映像化作品である。
この原作漫画の方は、まぁ決して白土三平の作品のようなリアル忍者漫画ではなかったが、一応は安土桃山時代を舞台として横山作品らしい程良い荒唐無稽さをもった痛快忍者漫画であった。つまり「伊賀の影丸」と同じような感じで、おおまかに言えば2つの章で構成されており、まずは竹中半兵衛に仕える忍者である赤影が木下藤吉郎からの指令を遂行するために青影とチームを組んで怪しげな新興宗教である金目教の正体を探るために潜入捜査を開始し、金目教の配下の霞谷七人衆という敵の忍者チームと特殊能力を用いた忍術合戦を展開するというお話と、もう1つは赤影たちの住む飛騨の里にうつぼ忍群という敵が襲撃してきて、赤影を中心とした飛騨忍者の精鋭チーム5人が敵の精鋭忍者5人と戦うというお話がある。

続きを読む
にほんブログ村 テレビブログ 特撮へ
にほんブログ村
にほんブログ村 テレビブログ スーパー戦隊へ
にほんブログ村
にほんブログ村 テレビブログへ
にほんブログ村
posted by 戦隊ヒロインBLOG at 21:33 | シリーズ前史 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月22日

007ヒロインの役割 【スーパー戦隊シリーズ前史その59】

007ヒロインの役割

20061106181334.jpgどうして、そうした「スパイアクション」というシチュエーションにおけるヒロインがボンドガールのような男性ヒーローに対して挑戦的かつ挑発的なタイプのヒロインになったのかというと、それは「スパイアクション」というジャンルが成立したことによって男性ヒーローが情けなくなった結果、相対的にヒロインが強いイメージを持つようになってアマゾネス型ヒロイン像が主流になったという見方も出来る。
もちろんジャームズ・ボンドという男は一般人に比べて決して情けない男ではなく、むしろ強い男である。しかし、彼は悪を徹底して叩くことの出来ない不徹底な男でもある。例えば1960年代のイギリスにおいて暗躍していたスパイの元凶といえば、それは間違いなくソ連の指導部であろう。しかしボンドはクレムリンに乗り込んでソ連の書記長を殺すような活躍をすることはない。

続きを読む
にほんブログ村 テレビブログ 特撮へ
にほんブログ村
にほんブログ村 テレビブログ スーパー戦隊へ
にほんブログ村
にほんブログ村 テレビブログへ
にほんブログ村
posted by 戦隊ヒロインBLOG at 21:26 | シリーズ前史 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月21日

ボンドガール 【スーパー戦隊シリーズ前史その58】

ボンドガール

350x444-2007121400807.jpgもともとドラマにおいてはヒロインの存在は不可欠である。男ばかりでは華やかさに欠けるからである。特に男性の観客や視聴者にとってはそう感じられる。ドラマの製作者は昔は特に男性が多かったので、そうした男性クリエイターが自分が観て楽しく思えるようなものを作れば自然にヒロインの存在は不可欠となったのだ。ただ同様の理由で男性が主役となるストーリーが多かったので、だいたいヒロインは脇役でストーリー上ではあまり重要ではなく華やかさを添えるためだけの役割である場合も多かった。特にヒーロー作品の場合、戦いは男同士で展開されることが多く、ヒロインはその本筋からは置いてきぼりで、単なる華やか要員になりがちだった。昔の時代劇や西部劇のヒロインなどはそういう扱いが多かった。
ただ、この「華やかさ」の内容が欧米と日本とでは若干ニュアンスが違っていた。欧米では「華やかさ=お色気」であったが、日本の場合はそうではなかった。まぁこれは「お色気=露出度」という公式をあてはめればの話であって、もともと日本における「お色気」というのはむしろ奥ゆかしく、悪く言えば不健康とも言えるが、かなり回りくどく分かりにくいのが良いとされていた。だから欧米のドラマにおけるヒロインが露出度が高かったのに比べて日本のドラマにおけるヒロインの露出度は低めで、単に美人である場合が多かった。

続きを読む
にほんブログ村 テレビブログ 特撮へ
にほんブログ村
にほんブログ村 テレビブログ スーパー戦隊へ
にほんブログ村
にほんブログ村 テレビブログへ
にほんブログ村
posted by 戦隊ヒロインBLOG at 21:20 | シリーズ前史 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月20日

アマゾネス型ヒロイン 【スーパー戦隊シリーズ前史その57】

アマゾネス型ヒロイン

D110961020.jpgそういうわけで、このすぐに終わってしまった「フラワーアクション009ノ1」はともかくとして、5年半も続いた「プレイガール」という番組で日本初の「女性戦士ばかりのお色気アクション」のノウハウを東映は徹底的に蓄積することになったのだった。
ミニスカートでパンツがモロに見えてしまっているのに脚を高々と上げて前蹴り、回し蹴り、飛び蹴りなど、普通の感覚なら「ちょっとマズくないか?だいいち不自然だろう」と考えそうなものだが、この番組の場合はパンツは見えてナンボのもんだから、むしろそうでなくてはいけないなどと考えるようになる。
そんなことばっかり考えて番組を作っているうちに、5年半もの間、製作者側も出演者側も視聴者側も繰り返し繰り返しそういう感覚に慣らされてしまい、いつしかこうした過剰な悩殺お色気アクションが自然なことのように思うようになってしまったわけだ。
そういうわけで、この「プレイガール」のヒロイン達は基本的には「キイハンター」の津川啓子や谷口ユミの系譜(更に遡れば007シリーズのボンドガール)を引くスパイアクションヒロインでありながら、それ以上に過剰なお色気を男性目線から加味されたヒロインであるといえる。

続きを読む
にほんブログ村 テレビブログ 特撮へ
にほんブログ村
にほんブログ村 テレビブログ スーパー戦隊へ
にほんブログ村
にほんブログ村 テレビブログへ
にほんブログ村
posted by 戦隊ヒロインBLOG at 21:29 | シリーズ前史 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月19日

プレイガール 【スーパー戦隊シリーズ前史その56】

プレイガール

D110961058.jpg東映における「戦うヒロイン」像の形成という観点から見て「キイハンター」よりも更に重要な作品はその翌年、1969年4月から始まり1974年9月まで5年半もの長期にわたって東京12chの21時から1時間番組で放映された伝説的超人気番組「プレイガール」であろう。
この「プレイガール」も東映製作で、国際秘密保険調査員が悪の犯罪組織など悪者と対決するという、まぁ要するに「キイハンター」と同じくスパイアクションドラマで、途中からいつの間にか探偵アクションに変わっていたりするところも、でもやってることは結局同じようなことであるというのも含めて、とにかく気軽に楽しめるスパイアクションドラマであるという意味で「キイハンター」の亜流である。

続きを読む
にほんブログ村 テレビブログ 特撮へ
にほんブログ村
にほんブログ村 テレビブログ スーパー戦隊へ
にほんブログ村
にほんブログ村 テレビブログへ
にほんブログ村
posted by 戦隊ヒロインBLOG at 20:29 | シリーズ前史 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月18日

007シリーズ 【スーパー戦隊シリーズ前史その55】

007シリーズ

thumb.jpg第二次大戦というものは日本のマスメディアや学校教育などで一般に言われているような(まぁ最近は恥ずかしくてこんな幼稚なことはあんまり言わないかもしれないが)「民主主義とファシズムとの戦い」などではなく、米ソが手を組んでヨーロッパにおけるイギリスの覇権とアジアにおける日本の覇権を突き崩して米ソ2カ国による世界支配体制を築こうとした戦争である。ヒトラーはそうした米ソの思惑を更に利用してヨーロッパを支配しようとしたが、それに失敗したのであり、ナチスドイツなどというのは結果的には米ソに利用されたに過ぎない。
ただ、ドイツ敗北によって欧州戦線が終了した辺りからソ連の独裁者スターリンの野心をアメリカが制御出来なくなっていき、結局は米ソ2カ国は相容れない関係となった。この時点でアメリカがソ連を追い詰めればソ連は崩壊したはずである。しかしアメリカとしては大戦と戦後処理によって弱体化させたイギリスと日本の勢力が回復することを阻止することが最も優先すべきことであり、そのためにはソ連という重石は必要であり、ソ連と戦争をして叩き潰すことは出来なかった。

続きを読む
にほんブログ村 テレビブログ 特撮へ
にほんブログ村
にほんブログ村 テレビブログ スーパー戦隊へ
にほんブログ村
にほんブログ村 テレビブログへ
にほんブログ村
posted by 戦隊ヒロインBLOG at 21:00 | シリーズ前史 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月17日

スパイアクション 【スーパー戦隊シリーズ前史その54】

スパイアクション

ian.jpg「007シリーズ」という映画シリーズは、イギリス人作家イアン・フレミングによって1950年代から1960年代にかけて書かれた一連のスパイ小説「007シリーズ」をその原作とする。
イアン・フレミングは第二次大戦中にイギリス情報部に所属していた元スパイで、戦後スパイを引退した後、その経験をもとにしてスパイ小説を書いた。それがジェームズ・ボンドという英国情報部所属の架空のスパイが活躍する「007シリーズ」であり、1953年の第1作「カジノ・ロワイヤル」からフレミングが亡くなった翌年の1965年に遺作として発表された第12作「黄金の銃を持つ男」まで12本の長編と幾つかの短編が発表されている。
スパイ小説自体は20世紀初頭あたりから盛んであり、そのうちの幾つかはフレミング同様、元スパイによって書かれていたが、従来型のスパイ小説は割とリアリズム追求型であった。しかしこのフレミングの「007シリーズ」は確かに元スパイの作だけあってそれなりにリアリティのある部分もあったが全体的にはストーリーは荒唐無稽な空想物語で、享楽的傾向が強く暴力やアクションの描写が目立つ、まぁ一言で言えば痛快エンターテインメントであった。

続きを読む
にほんブログ村 テレビブログ 特撮へ
にほんブログ村
にほんブログ村 テレビブログ スーパー戦隊へ
にほんブログ村
にほんブログ村 テレビブログへ
にほんブログ村
posted by 戦隊ヒロインBLOG at 21:30 | シリーズ前史 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月16日

東映特撮草創期 【スーパー戦隊シリーズ前史その53】

東映特撮草創期

ninjyabugeichou16u.jpg1961年に「少年サンデー」で連載の始まった横山光輝の「伊賀の影丸」は「鉄人28号」と並ぶ彼の大人気作であった。むしろ斜陽気味の月刊誌「少年」に連載していた「鉄人28号」よりもこの大忍者活劇は週刊誌ブームにも乗って人気があったと言えるだろう。この「伊賀の影丸」は例えば「聖闘士星矢」や「男塾」のような「少年ジャンプ」の集団バトル漫画のように敵組織やバトルステージを変えていくことでいくらでも物語を続けていくことが出来る漫画の先駆けとなった作品で、人気が続く限りいくらでも物語は続けることは出来た。
一方、横山よりも先行していた忍者劇画の先駆者であった白土三平は1959年に貸本用に「忍者武芸帳」や「忍者旋風」、1961年に「サスケ」を発表し、初期の「忍者武芸帳」などには特異体質のやや荒唐無稽な忍者なども出てきてはいたが、作品を重ねるごとにリアル忍者漫画の大家としての名声を高めていった。横山の「伊賀の影丸」のほうが子供人気は高かったが、内容はかなり荒唐無稽であったので、批評家などは白土作品のほうを断然高く評価していた。これは白土がかなりプロレタリア史観に傾倒しており、そうしたイデオロギーが作風に影響を与えており、当時の左翼全盛の文壇や映画評論家などにはウケが良かったという事情もある。

続きを読む
にほんブログ村 テレビブログ 特撮へ
にほんブログ村
にほんブログ村 テレビブログ スーパー戦隊へ
にほんブログ村
にほんブログ村 テレビブログへ
にほんブログ村
posted by 戦隊ヒロインBLOG at 15:10 | シリーズ前史 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
にほんブログ村 テレビブログ 特撮へ
にほんブログ村
にほんブログ村 テレビブログ スーパー戦隊へ
にほんブログ村
にほんブログ村 テレビブログへ
にほんブログ村

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。